みちくさ植物園 春編#11

ナガミノヒナゲシ

 ナガミノヒナゲシ、最近はナガミヒナゲシと表記されてることが多いですが、ナガミノヒナゲシの呼び名の方が古いようです。昔は近所で見たことはありませんでしたが、いつ頃からか蛍光っぽい赤ピンクの花が目に付くようになりました。突然にあっちこっちで咲きだしたので誰かがタネを蒔いているのかと思ったほどです。花が終わった後に出来る沢山の実を見て、その繁殖力に納得。一つの実に平均1600粒の小さなタネが出来るそうです。ケシの花なので群生していると見応えがあります。最初は色がキツ過ぎる印象だったのですが、近くで見ると少し淡い色に感じます。今では春になれば街のどこででも見かけるので花の名前が気になっている人もきっと多いのでは。茎を折ると白い乳液が出てきます。花が終わった茎を素手でハサミで切って処分していますが、今までかぶれたりした事はありません(意図的に皮膚に付けたコトはありませんが・・)

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